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桜の花びらが舞散る4月の夜空に
綺麗な満月が浮かんでいた。
「あっ!あの満月たこ焼きみたいだね。」
零が子供みたいに叫ぶ
「ホントだ!零君の作ったたこ焼きみたい!」
飛鳥も笑って叫ぶ
「ごめん・・・もう行かないと・・・」
二人の間に沈黙が走った。
「俺・・・飛鳥に出逢えて良かったよ。」
そう言って満月の向こうの天国に旅立つ零。
「零・・・」
この話は今からちょうど1年前二人が出逢う前の日から始まる・・・。
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