Ⅰ章 存在

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あまりに無駄が多いので要点だけまとめると…   子供達が問題の場所で遊んでいたのを見ていたら、突然壁から人ではない手のようなものが幾つも出てきて連れ去ったと言うことだ   「んな阿呆な。そんなファンタジー要素満載のことがあってたまるかっての」   俺はあまりに現実離れなので堪らず言う。   「だって、本人がそういってんだもんよ。まあ、俺も疑わしいと思うから後で少しその場所にいかね?」   柚樹はそう提案してきた   本来の俺ならこんな面倒事は御免だがなぜか今回ばかしは以外と乗り気になってしまった   「へっ、そこまで言うならしっかりと間違えだと確認して笑ってやるよ」   この日常が続くと思い込んで…
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