プロローグ

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あの頃は、仲間という感じだった。 僕は、いつの間にか君を 一人の仲間として 見てなかった。 一人の女の子として 意識していたんだ。 僕は君を見ていた。 だけど君は海斗という男の子を見ていたね。 分かるよ。 だって 僕は君を見ていたんだから。 だけど、僕と君は恋人になることが出来た。 僕は幸せだったよ。 飛び上がるくらいね。 ずっと思い続けてきたからね。 だけど 今日 君と僕は『別れ』を選んだ。 僕はまだ好きなのに。 まだ一緒にいたいのに・・・。
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