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「………まさかな。」
(まさか、名を知る者に会うとは…)
「しかしあれからよく生きてたな……。まさか、以外だったぜ。」
「本当にくぅちゃんだぁ。」
男は苦笑いし女は微笑んでいた。
「まさか葵だったとは…。」
「やっとくぅちゃんに会えた。」
ちなみにくぅちゃんこと俺の名は『漣 矩瑠雛』(さざなみ くるす)。
っかし、へんな名前だぁ…。
たまにいるよな…。
人形に名前付けるような親…。
普通に苗字も変…。
この女は『長戸 葵(ながと あおい)』
葵とは中学一年ん時に出会った。
高校も一緒だった。
「葵は今までよく生きてたなぁ。」
「くぅちゃんも無事で何よりだよ!」
「あれから心配したんだぞ?」
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