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「しかしくぅちゃんは、本当に変わらないね。」
「そうか?」
「うん。クールで物静かで憎まれ口で…」
「わかった。もうそれ以上言うな。」
褒めているのか微妙な所だった。
「でもね、2年間でさらにかっこよくなってるよ。」
顔を赤らめながら言う葵。
「……あんがとよ。」
ったく、調子くるうぜ…。
てか、こんなんがよく生きてこれたな……2年も……。
だが矩瑠雛も褒められて照れ隠ししていた。
会話してると、街をでた。
辺りは何もない。
ゾンビもいなけりゃ人っこ一人もいない。
むしろ一番安心出来る状態だった。
「さぁて、次の街に食料があるかな…。」
「ねぇねぇくぅちゃん。」
「ん?」
「ゾンビのお肉ってたべ…」
「さぁ、どんくらいで次の街つくかなぁ?」
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