サークル

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でもやっぱり・・・私の、拓也への気持ちも、猛アタックも止められなかった。 好きで好きで・・・ 大学構内での、たかしとの思い出を上書きしようと、彼との思い出の場所を拓也との思い出の場所に連れてまわった。 周りは、みんな、ちょっと呆れた様子で見守っていた。 『これで、たかし先輩との事、吹っ切れるといいですね』って。 周りの後輩は、みんな言っていた。 でもダメだったんだ。
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