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ある日、一次会で酔っ払った勢いで、そのアパートでの飲み会に参加した。
でも、まだ無理だったんだろうな・・・
私は、私たちが暮らしたアパートの中にある、私たちが暮らした部屋と同じ造りの・・・後輩の部屋に、足を踏み入れる事ができなかった。
『たかしが好き』
溢れてくる想い。
涙が止まらなくなった。
事情を知っている後輩が、慌てて私を連れ出す。
『優先輩・・・まだ無理なんだね・・・』
背中をさすって抱き締めてくれる後輩たち。
拓也は、そんな私をチラッと見て、部屋に入っていった。
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