Sadistic Summer

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「でもね、トール君。 それってとても幸せな事だよ。」 私はそう言い残して部屋を出た。 スタジオ。 廊下から窓を覗くとみんな激しく動きながら演奏している。 一方、私たちの部屋では トール君の声だけ響く。
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