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あたしは、もの心ついた時にはもう
お父さん
と言う人が居なかった。
そして、お母さんと2人で母子寮に住んでいた。
2人で暮らしてて寂しいなんて、思わなかった。それはお母さんが
『お父さん』
と言う役割をしてくれたから。
そして、あたしの夢の中にいつも
お父さん
と言う人が居たから
その人はいつも、あたしの夢に出て来ては、夢の中であたしを抱っこして
「愛菜幸せになるんだよ」
って言ってくれた。
いつしか、あたしはお父さんが居ない事に寂しさを感じる様になった
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