君ニ捧ゲル詩

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君ニ捧ゲル詩

君ニ捧ゲル詩 君が僕に贈る 最後の詩 綺麗な涙 流せるかな? 幻のような君の存在 淡い紙屑が 部屋に転がり 窓に映る満月がぼやけて見える 夢だけしか 逢えない 古い君の姿 目を覚ませば 虚しいさが 胸に残り 夢の中で生きたかった そう…僕は 弱いんだよ 君の姿…背中 今も追いかけて たどり着けない居場所を探してる 僕が君に捧げる最後の詩 何度も迷い 君を求めても 答えは 僕が決めなければいけない 静かな冬が 何度も過ぎ 窓に映る景色も形を変えてる もういない 逢えない だから… 僕は歩く 君の意思を 胸に刻みながら そう…僕は 弱いんだよ けれども 今も追いかけて たどり着こうとしてるんだよ 居場所を探し続けてる…
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