戦闘までのカウントダウン

6/8
前へ
/42ページ
次へ
葉月のCT検査が終了して約1週間。韓国軍と同盟を結び兵力を強化した日本軍は四国攻略のために淡路島に戦力を集中させていた。 対する新日軍は淡路島で喪失した戦力を米軍海兵隊の派遣軍によって穴埋めしていた。 だが、その海兵隊と新日軍は連携が上手く取れておらず、防衛戦力としては頼りなかった。無理もない。自衛隊時代、四国は戦略的にあまり重要に見られておらず、米軍との連携力は四国方面では希薄なものだった。 淡路島に駐留する日本軍が攻撃してくると思われるのは徳島県の鳴門市、または香川県の沿岸地域だと思われている。
/42ページ

最初のコメントを投稿しよう!

123人が本棚に入れています
本棚に追加