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森と丘の険しい山のふもとに、その村はあった。人口は200人ほどでとても小さな村だ。
何故こんな山奥にあるのかと言うと、先祖達が飛竜から逃れる為にここまで来たと言い伝えられている。
昔から村は平和で、誰も争う事なく食べる物にも困らず裕福に暮らしていた。
だがしかし、ここ最近になって縄張り意識の強いモンスターが周りの山で何度も目撃され、時には食料を取りに行った村人達が襲われる事もあった。
一人の少年の物語は、ここから始まる。
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