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淡く淡く危険な夜に
ベットの上で
激しく二人求め合う
求め合っているのは
愛じゃなく体だけ
早くあの人を忘れさせてと思っていたのに
愛もない行為を
自分が望んだのに
虚しくて
苦しくて
余計に君の顔が浮かぶよ…
今日の夜もまた
怪しい月が
君の幻想を見せる
君がくれた愛を
他の知らない男に
崩されてく…
「ごめんね」
そんな言葉で
償えれるのかなぁ
愛撫する指も
激しく動く腰使いも
貴方の愛なしじゃ
感じられなくて
心を埋められなくて
一夜限りの朝を
迎える頃には
愛もない残骸と
後悔だけが体に残る
体が今も過去を縛りつけている
二度と忘れる事が
出来ないだろう…
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