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「とりあえず快、ここの後始末頼みます」
そうこうしている内に神高(だっけ?)が樹土の弟の方に言う、“はいは~い”っと先程と同じ様な返事と共に、焼け焦げた道路に屈み込む。
「あいつは何してだ?」
「何を?って道路を元通りにするんです」
「元通りってあの焼け焦げた道路か?」
「えぇ、こういう作業は快しか出来ないもので……所で公明君」
「何だ?ってか首の鎌を降ろしやがれ」
そう、コイツはこちらに向いて直ぐに巨大な黒鎌を俺の首にかけて、少しでも動けばお陀仏……ってか何でこんな目に会うんだよ。
「おい、さっきは助けたり今度は殺そうとしたり何がしたいんだよお前。」
「いえ、ここからはどうしても大切なお話しで断られても困りますので」
「つまり脅しかい」
「まぁ、そうなりますね」
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