不幸な少女?

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「だから公明君の家に僕達を泊めてもらえますか?」 「うっ……それは……」 「そうすれば僕達が貴方を全力で守ります」  あんな化け物を相手に出来るのはこいつらにしか出来ないし、断ったら今ここで首と胴体がお別れ。 「くッ………だあぁああ!!分かったよ!!住まわしたらいいんだろ!!」  俺は半ば投げやりになり首に鎌を掛けられながらも神高の野郎に思いっ切り指を差す。 「……良い返事を聞けてよかったです」  野郎の口許が(多分?)笑みで釣り上がり、首の鎌を降ろす。
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