不幸な少女?

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「では行きましょうか」  野郎は行き止まりの道路から踵を返しそのまま行こうとする。 「あッ、それと明日から特訓しようと思いますので」  思い出した様にクルリと俺に向かって言って来た……ッて 「はあ!?」 「何故と聞かれそうなのですが、それはまた明日で今日は遅いので帰る事にしましょう公明君」 「おい!!待てよ!!」  そのまま行こうとする野郎を俺は追いかける。 「これから僕達の冒険が始まりますね」 「止めろ!!その読み切り見たいな言葉!!ッてもういねぇし!!畜生!!どこ行きやがった!!」  あぁああ!!何なんだよ俺の普通な高校生活が僅か一週間足らずで潰れてしまった。 もうまじ最悪だよ………… 「ねぇ、明姉?」 「……何?」 「僕達ちょっとしかでなかったよ」 「……そうねぇ」 「これからも出番あるのかな?」 「……多分、もう少し先」 「うぇぇぇ」 「…………」  
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