~世界観~

2/4
前へ
/44ページ
次へ
《キュリアス》 これがこの世界の名前である。 この世界は地球と違う点がいくつかある。 先ず始めに、大きな違いは、魔法が存在していて科学よりも発展をしているという点である。 魔法には、火、水、風、雷、土、闇、光、無属性の八属性がある。 基本的に属性は先天的であり生まれた時にはもう、決まっているらしいが詳しい事はまだ解明されていない。 属性には、自然属性と特殊属性が有り、自然属性は火、水、風、雷、土でこの属性は先ほど先天的に属性が決まると言ったが訓練次第だが、扱える様になる属性である。しかし、威力は先天属性の約六割程度にしかならない。 特殊属性は闇、光、無でこれは、先天属性でしか扱う事が出来ない。しかし、この属性を持つ者は余程魔法の才能に恵まれたか、有名貴族かのどちらかである。 魔法には、威力や発動するために使う魔力の量などによって、下級、中級、上級、最上級魔法に分けられている。 上の級になるほど、使用する魔力量が増えるが威力も絶大なものとなる。 しかし、上級の魔法が発動出来るだけで普通の魔法使いは魔力を使い切ってしまう程の魔力使用量なので、最上級魔法を扱える魔法使いは世界でも、一握りである。 次にこの世界には国が一つしか無くその国が世界を治めている、その国の名は、ウルカヌスと言い、この国は王政である。 この国は階級があり、王族、貴族、一般人の順に偉い、しかし貴族にも、上級、中級、下級貴族があり、上級貴族の中でも突出した力がある三家を有名貴族といった。 その三家は、ゼウス家、ウラノス家、クロノス家で、いずれの家系も優秀な人材を多く輩出しているため王族も余り強く意見出来ないのである。 三家は王族と繋がりが強いため重要な役職はほとんど、この三家の者から選ばれる。  
/44ページ

最初のコメントを投稿しよう!

510人が本棚に入れています
本棚に追加