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泣いて
泣いて
泣き止んだら
笑顔のままでいよう
笑顔をくれたら
ずっと俺のそばに…
窓辺から差す朝日が
いつもと
違うように見えた…
気が重いのは
きっと先が見えているから
医者から俺の余命は
半年…
ショックだった…
入院してから
もう何ヵ月だろう…
最初は友達が
何人も見舞いに来てくれた
花とか果物とか
たくさんの物を
持ってきてくれた
『しょ-くん♪』
「おぅ」
でも今では柑菜しか
来なくなった…
柑菜はまだ知らない
俺の余命を…
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