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俺は柑菜に
自分の余命を
告げた…
柑菜は『頑張ろうよ』
って言ってくれた…
そして俺は
わずかな時間でも
頑張ろうと決めた
しかし
俺は日に日に
弱くなっていた…
体は細くなり
薬の副作用で髪の毛も…
そんな俺でも
柑菜は毎日来てくれた…
「なぁ柑菜」
『なに?』
「辛いだろ?こんな俺見てんの毎日来て疲れない?
素直に言えば?」
『あたしは好きで来てるのだってしょ-くんの彼女だもん(笑)しょ-くんも我慢しなくていいんだよ?』
柑菜は嫌な顔一つしないで
ただ優しく俺を抱き締めて
泣いてくれた…
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