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あの日から
柑菜が来なくなった
電話しても出ない
柑菜にもしものことが
あったらと
心配でしょうがない
俺は柑菜が部屋に
来るのを
待っていた…
日は経ち俺も時間の問題…
そして俺に
1通の手紙が届いた…
それは柑菜からだった…
「え…」
手紙に書かれている
事実に俺は言葉をなくし
壊れたように泣き叫び
柑菜の名前を呼んだ
『しょ-くんへ
ごめんなさい
勝手なことして
ただ貴方を助けて
あげたかったの
貴方のために
死ねるなら
それがあたしの
幸福なの…』
柑菜は俺の為に死んだ…
でも俺の中で生きている
俺の中で
柑菜はいつも
見守ってくれているんだね
目を閉じて
柑菜を思えば
笑顔だって
忘れないよね?
これからも
俺とずっと同じ景色を
見続けて生きて行こうよ
窓辺から差す朝日と
潮風に吹かれて
眠った…
そこには
柑菜の姿…
『しょ-くん♪』
笑顔で迎えてくれた
「愛してるよ」
そして永遠に
眠りについて
柑菜と
離れることないんだ…
END
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