エピローグ

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殺してしまった 裕海を 愛しい人なのに 愛しい人だから とても殺したくなったんだ 床に横たわる裕海をしばらくぼーと眺めた後 裕海の携帯を開き、桜井啓介に 「会いたい。○○公園で待ってる」 とメールを送り 床に転がる血まみれの包丁を手にとった。 包丁にちらっと自分の顔が写る。
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