北街角の風便り
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前略 淋しがり屋のみぞれ雪が髪に絡みつく今日この頃 耳元を吹き抜ける暴れん坊の北風の後ろで せっかちな光の子供達が囁きます ポケットに入れたままの指先に光の子供がそろそろ出ておいでと呼びかけます かじかむ指に息一つ かじかむ夢に息一つ そろそろ私も着古したコートのポケットから冷えた指を出そうと思います かしこ 追伸 吹き抜けた北風がそっと微笑んでくれました
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