始まりの朝

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その腕が拳を作りながら女の子の頭へと伸びていき、 ?「毎朝毎朝乗っかってくるなって言ってるだろぉ~!!」 由芽「ぎゃぁぁ~~!!!!」 挟み込んで力いっぱいグリグリした。 由芽「ごめんなさいごめんなさい!!お兄ちゃん許してぇ~!!」 ドッタンバッタン 母「もぉ~、あの子たちったら」 父「ハハハ、まぁいいじゃないか」 一階では両親が朝食を食べながら笑いあっていた。 母「ごめんなさいね亜由美ちゃん、毎朝騒がしくて」 向かいに座った女の子に話しかける。 亜由美「いいえ、大丈夫ですよ。慣れたんで♪」 亜由美も笑いながら答える。 父「とは言ってもこれ以上は遅刻してしまうな。亜由美ちゃん、悪いけど呼んできてもらえるか?」 苦笑しながら頼む 亜由美「分かりました」 亜由美も苦笑しながら立ち上がった。
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