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●竜と龍
日本語ではこの語は「竜」と訳される。
この語で示される生物には二種類あり、一つはこの項で語られているドラゴン、もう一つは、インドの架空の生き物ナーガを源流とした蛇のような生き物(一説にはワニが起源)、いわゆる中国風の竜である。
一部のファンタジー愛好家を中心に、前者を「竜」、後者を旧字体の「龍」で書き分ける慣習があるが一般には漢字で区別されることはない。
この2種類の生物は厳密には分けて考えられることもできるが、鱗に覆われた爬虫類を思わせる巨大な体、超自然的な能力など共通する点も多く、同一視する向きもある。
この場合、東洋の「竜(龍)」に対してドラゴンを「西洋竜(西洋龍)」と称する場合もある。
龍という字よりも竜という字の方が神聖な意味が強いのである。
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