728人が本棚に入れています
本棚に追加
チ「亜シャル?変な名前ね」
ほっとけ
亜「所でさ、幻想郷ってどんな場所だ?」
幻想の故郷みたいでなんかいい名前だな…
チ「えーと…妖怪がいっぱい居るとこ」
亜「どうなんだ?大妖精」
チ「無視された!?」
うるせぇバカ
大「えーと…幻想郷は人間や妖怪、私達みたいな妖精までいる…まぁ異世界です」
亜「…異世界か」
…普通に聞いてる俺はもはや異常なのか?
チ(異世界ってなんだろう)
大「でも幻想郷の周りはさっき言いましたけど結界が張ってあって外に出る事も中に入る事も出来ないはずなんですが…」
亜「つまり、出れるはずが無いなのにこっちに来たと?」
大「そういう事です」
結界を乗り越えてこっちに来る…普通に考えたらまず有り得ないよなぁ…
亜「ふむ…あ!!」
そういや完全に忘れてた
大「どうかしたんですか?」
亜「あぁ学校…まぁ、いいや…」
学校をサボるのは…いや、ときどきあるけど
大「?」
大妖精が首を傾げて見つめてきた
亜「なんでもない、気にするな」
大「あ、はい」
納得するの早いな…
亜「…寒いな」
チルノのせいか?
大「あれ?チルノちゃんは?」
亜「え?…本当だどこに…あ!?」
玄関を見ると今にも出そうなチルノが居た
亜「チルノ!外に出るな!」
俺は咄嗟に走り玄関を閉めた
チ「えー?なんでさー!?」
亜「…ふぅ」
危ない危ない…
最初のコメントを投稿しよう!