ロミオ(パン好き米屋)とジュリエット(米好きパン屋)

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私はそれを聞いて彼をチラリと見た。 彼は照れたように笑って、そして水を飲み前方を見た瞬間― ―水を吹き出した。 ―彼の視線の先には― ―パンをおいしそうに頬張る彼の父の姿。 その脇では私の父がご飯をがっついていた。
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