死の着信

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『きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ!!』                      私は目を閉じた。 葵の悲痛な叫びが響き渡る。 錯乱する葵を外に連れ出した。                        とうとうきてしまった。 『・・・あ・・あたし帰る・・・。』                        『ねぇ・・・私のうちにきなよ。』 『え?』 『お父さんに視てもらおう。』                        一人は危険だと何かが悟った。 そういえば・・・ メリーさんがいじめられた原因って・・・? 『いやだ・・・いやだ・・・人形なんて見つかりっこないよ・・・』 ブツブツと葵は呟いている。 今は精神状態が正常ではなかった。                      ・・・今は聞けないよね。 それにしても・・・                       メリーさんって なんだか・・・・                      私と同じ何かを苦しんでる感じがする・・・。                       もしかして・・・。
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