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あの子が今日も来てくれた。
またぼくと遊んでくれるかな。
君に出会ってから、ぼくはもう１人ではなくなった。毎日のように君は遊びに来てくれる。
ずっと１人きりで過ごす寂しさなんて、わかってくれる人はいないと思っていたけれど、それは間違っていた。君はその寂しさを痛いほど知っていた。
「あなたとわたしは、おんなじだね」
それが君が初めてぼくに言った言葉。
君の、青空で輝く太陽みたいなキラキラした笑顔がぼくは大好きだった。非力なぼくに出来る事は何もないけれど、君が優しい人々に囲まれて幸せな未来を歩んでいけますようにって、ずっと祈っていた。
それが、１人でいる寂しさを忘れさせてくれた君への、せめてもの恩返しだったから。
だからぼくは──“その話”を実行することにした。
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