始まりは、白い封筒
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俺は警戒心をそのままに話しかけた。この小柄な美少女は俺を釣るために不良グループが用意したものだったとしたら洒落にならない。 「来て、くれたんですね」 彼女は小さく笑った。 花が咲くような、そんな感じの表現が一番しっくり来る、そんな笑顔だった。 「・・・あぁ・・。」 この子は・・・誰だろう? 俺には全く見覚えが無かった。
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