始まりは、白い封筒

12/37
前へ
/233ページ
次へ
俺は警戒心をそのままに話しかけた。この小柄な美少女は俺を釣るために不良グループが用意したものだったとしたら洒落にならない。 「来て、くれたんですね」 彼女は小さく笑った。 花が咲くような、そんな感じの表現が一番しっくり来る、そんな笑顔だった。 「・・・あぁ・・。」 この子は・・・誰だろう? 俺には全く見覚えが無かった。
/233ページ

最初のコメントを投稿しよう!

116人が本棚に入れています
本棚に追加