初夏の風鈴

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    「良い仕事をしたよぉだのぉ越後屋(。°ー°)σ」 俺を無視してジュンとノブが悪い顔で会話をしている。 なんでこうも分かりやすく何かを企んでる空気を出すかな。 「お前らかなり怪しいな。俺ちょっとポスター見てくる」 全ての謎を解く鍵はポスターにあるに違いない! 「それは明日でも出来るだろ。今は呼び込みだ岩瀬探偵!」 「そうです! 越後屋の言う通り呼び込みをしやしょう! もう時間は少ないですよ!」 むっ……。 確かにその通りだ。 もう日が暮れそうだし今は呼び込みが第一優先課題だ。 「そうだな。今は言う通りにしよう。しかしお主らの疑いが晴れたわけではないことを忘れるな!」 「ジュン。ヒロ何訳わかんないこと言ってんだ?」 「I don't know」 ……またボケをスルーされた……。 あぁ神よ。 この迷える子羊、略してMKをお救い下さい。 「……もういいや。早くサークルメンバー集めよう」 「「おう!」」 一度ジュンとノブを疑うことを止め、俺達は呼び込みを再開した。    
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