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アルバムから俺とジュンに目を向け変え、笑顔で話す男。
名前は長谷川伸之(はせがわのぶゆき)
ジュンと一緒に仲良くなった二人のうちのもう一人。
「それ写真入ってないだろ? なぁヒロ?」
ジュンの言う通り。
ノブは低血圧だからボケてんのかな?
「いやさ、早くこのアルバムが写真でいっぱいにならないかなぁ――って思って見てたんだ」
そうゆうことね。
それには今我がサークルが抱えている問題をどうにかする必要があるな。
俺とジュンも席に座り、今日集まった目的である話題を切り出した。
「そのアルバムを埋めるためにも、早くサークルメンバー増やさないと!」
「「そうだ! そうだ!」」
さすがに三人じゃ寂しいっていうことになり、俺達三人はメンバー集めの計画を立てる為集まっていた。
元々先輩を入れても五人しかいなかったけど、少ないなりに寂しさはあった。
そこでどうやってメンバーを増やすかを考えた結果。
「やっぱりキャンパス内で呼び込みするしかないんじゃないか?」
てことになった。
俺の提案にジュンとノブは頷いたが、反論が一つあった。
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