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翌日。
今日は一時限から出ないといけない為、朝早くから図書室に向かう。
そういえば借りていた経済学の本を返すの忘れていた。
窓際の席に座る前に返却口に本を返しに向かう。
次は何借りようかな。
それを考えながら本を返し、俺の特等席に足を運ぶ。
今日は昨日ほど時間がないから早く行ってゆっくりしたいな。
｢あれ？｣
いつも見ている光景に違和感を覚えた。
特等席の上に一冊の本が置いてあった。
その本を手に取り表紙を見てみると、少し前に俺も読んでいたミステリー小説であることがわかった。
この小説読んでる人が他にもいたのか。
……いい趣味してる。
でも俺の特等席に座って読んでるなんて許されることじゃないな。
てかそんな人いたんだな。
見たことないし……まぁ別にいっか。
てかあと30分くらいしか時間がないな。
俺は手に取っていたミステリー小説を置き、バックに入れてある自前の小説を読み始めた。
今日はノブのポスターも出来上がるし、サークルメンバーも集まるといいな。
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