A Day

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 文子さんと別れを告げて、愛チャリにまたがり、明日の朝食ゲットの為にアパート近くのコンビニへ寄る。 いつも決まってるのは牛乳。 俺の大事なタンパク源だ。 あとは、焼きそばパンかメロンパンがあればいい。 残念ながら、明日はサンドイッチだ……。     いつものスタッフさんに会計してもらって、さらにアパートへとチャリを走らせる。 今日は疲れたから近道。 コンビニ横の公園を突っ切って、階段をこのまま降りちまえ。      と思って、公園に入ると、珍しく人影が見える。 何ともなしに見ていたがどうも様子がおかしい…。  俺は静かに自転車にブレーキをかけて、見つからないように場所を移動し、様子を伺ってみた。      よく見ると、私服のヤツらに囲まれて、頭一個分小さな人影も見えるが、どっからどうみても普通じゃない…。 (カツアゲかよ。) そう思ってよくよく見ると、小さいヤツはどうやら上半身が裸状態で、一瞬ドキリとした。 周りを囲んでる1人がすっと横に移動して、全身を俺の視界にさらけ出した。 (コイツ等、よってたかって、何なんだよ!) 小さいヤツは、顔も体も擦り傷だらけで、挙げ句に唇からは血が滲んでるのがハッキリわかる。
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