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最初こそ乗り気ではなかったが礼也のあまりのしつこさに惹かれて
二人は少し乗り気になった。
礼也を含めた3人は
早速喧嘩が始まった一年の新入生達を
片っ端からぶっ飛ばして行った。
「俺等が赤ヘル2代目だぁ!
やる気のある奴はかかって来い…上等だぁ!」
真はそう叫び次々と相手を倒してゆく…。
…全てを終えて、最後の教室の中で立っていたのはこの3人のみ。
「しゃあ!ウキウキすんなぁ結城ぃ!
族を始めるってのァ!」
ついさっきまで喧嘩をしていた礼也と真が微笑んで顔を合わせる。
「いいよ…『礼也』で…。
頼むぜ…特攻隊長…!」
「さすがは結城礼也…お前なら愛賀のトップにもなれるんじゃねぇか?」
改めて礼也の強さを認識する優作。
その様子を廊下から見つめ、歯を食い縛る坊主頭の男…。
こうして2代目レッドハットは今に至るのだ。
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