動きだした運命

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「此処が……の家ですか……」 鈴の家の前に曇りガラスの黒いリムジンが訪れる。 それから出てきた黒いスーツを着、サングラスをかけた緑の髪の青年。 青年は何処かあどけなさを残し、青年というより少年と言った方が正しいかもしれない。 「では、手筈通りに頼みますよ」 青年は他にも乗っている黒服の男性に頼むと、男達は頷く。 間も無く出てくる筈の少女に対し、青年は何処か楽しみを覚えていた。
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