コーヒー牛乳ってうまいよな~

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とある少年のある一日  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ふぁあ~…眠っ」 ふらふらと眠たそうに歩く1人の少年がいた。 見た目は髪の毛がボサボサで眠たそうな目をしている普通の中学生。 いや、普通ではない。彼は端から見ればただの中学生。だが、彼は"烏森"を守る番人…もとい[結界師]という能力者的なものだ。 「ん~、こんなに晴れた日は寝るに限るなぁ~」 まぁ、それはさておき…少年は、呑気なことを言いながら数㍍先にある自宅へと急いだ。 「ただいまぁ~」 少年は玄関を開ける。いつもなら、父が返事を返してくれるのだが、今日は普通ならこの場にいない人物が返事を返す。 その人物とは… 「お。お帰り、良守」 「げっ、兄貴…」 その人物…墨村正守[スミムラ マサモリ](21)だ。 少年…墨村良守[スミムラ ヨシモリ](14)は、正守の顔を見た瞬間、さっきまで浮かれていた気分が急激に下がった。 .
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