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「ま、そこは気にすんなよ。胡座かいてんのは突っ立ってるより楽だし」
他人の部屋に勝手に入って何が悪い?というような事を当たり前のように言う閃。それを聞いて、かなり苛ついてる良守。
「気にするっての!本当に何様だ、このヤロー」
「ん~…、影宮様?」
「「……」」
ガララッ
窓が開く音がして、二人は無言でそちらをちらりと見てみると…
「もう閃ちゃんたらっ!この場がシラケてるよ!」
翼生やした少年がいた。
「…それはどうでもいいんだけど…。秋津、何であんたも現れるんだよ…」
「ホントに…何しに来たんだよ、秀」
二人から酷い言われようの少年…秋津 秀[アキツ シュウ]は閃と同じく夜行に所属している。彼も閃と同じ妖混じりである。
「二人とも、酷くない?結果的に"いなくなれ"って言ってる様なもんじゃんかぁ!」
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