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西暦2150年
ある国から空の便にのった黒いコートの男はいきなり携帯電話を取り出すと小声で話しだす
「あーわかったでそろそろ教えてくれてもいいだろう…今度の国はどこだ?」
そう言うと電話向こう側から少しの沈黙の後告げられた言葉に絶句する
「日本だ…」
そういうと黒いコートの男は何も言わずに電話切り自分の指定席に座った
「日本か…とうとうこの日がきたのか」
その後男は眠りにつく…
桜が咲き始めた頃
「遅刻だー!!」
男の名前は 青木 拓也 (あおき たくや)中学時代は昼寝しか思い出のない男だが部活でなかなかの成績を残せたためなんとか高校に入学できた
「遅刻だ遅刻だ入学そうそう遅刻なんかしたら母ちゃんに何言われるかわかんねーよ!」
といいながらトースターから食パンをとりだして口にほうり込んで家を出た。
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