告白日

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愛したいでも愛せない距離の中で僕は生きてる この胸の痛み君に知ってほしいのに… 飾ろうともしない、君の笑顔がとても綺麗だ 後ろからただ見てることしかできないけど たまに声をかけられればそれだけで違う次元にいける 何気ない事を話しても僕の中でそれは宝物に変わる 愛してると伝えたいこんな気持ちなければいいのに こんな悩みだって吹き飛ばせればずっと楽になれるのに 愛してる気持ちはそれでもおさえらない、勇気はないけど夢は君の横でどんなふうでもいいからずっと二人で歩んでいきたい 僕がからかわれた時に、君がフォローして僕を慰めてくれたね その時からずっとやさしいってことわかっていたんだよ 席替えをするたび君の隣で並んで過ごしたいと思ってた 3回目の席替えで隣になれた 心から嬉しかったんだ 愛してないともし言われたらどうしよう考えるたび、君に僕の気持ち伝えるのがすごくすごく嫌になるんだ でも少し勇気を振り絞ってみようかな このままじゃ嫌だ たとえ駄目だとしても今より前に進める気がするから 君に伝えよう 君に声をかけた 屋上の踊り場に呼んで不思議そうな顔しているの 僕は緊張して全身がふるえるよ 今、深呼吸をする 愛しています君のことが大好きだ!ようやく言えた ずっと貯めてきたものをはきだして心が軽くなった 僕の告白した日…
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