非常の日常

世の中は『奇跡』の連鎖で構成されている。

要するに、俺がこうしてこんなことを書くのも一つの奇跡。

寝る。歌う。寝返りを打つ。起き上がる。ぼんやりする。何かを食べる。
右手を動かす。指を動かす。足を動かす。首を回す。呼吸を速める。

今出来ることは、数では表せないほどある。その中から『クリエイターを更新する』という動作を選択し、これを書いている。

即ち、これも一つの奇跡。

言ってしまえば『私達が人間としてここに存在しているのも奇跡と呼べる』。
明日を生きられるのも奇跡なのだ。

『奇跡』は滅多に起きるものではない。だからこそ、大切にするべきだ。

ただ、人間がそれに気付けるかどうかというだけの話である。