記憶の中の君へ

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「蛍、ただいま!」 雄太は縁側に座って歌を口ずさんでいる蛍に駆け寄った。 元気いっぱいの少年と病弱な少女。 彼らは正反対な存在だった。 しかしだからこそお互いに惹かれ、お互いを必要とした。
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