20人が本棚に入れています
本棚に追加
扉を開けた先には殺風景な場景が広がっていた。体育館の半分程の大きさの広場で中央に四つの椅子にテーブルが一つある。そして周囲には一人一部屋と思われる四つの部屋が設けられていた。
明『部屋も椅子も四つずつ在る。偶然にしては出来過ぎだ。やはり最初から一人が死ぬ事を前提として準備が成されていたみたいやな。しかしこれから何を行うんや?テーブルが在る事とこの広場の規模からして盛大なゲームではないだろうな。』
明が様々な思案をしてる様子を津地は眺めていた。
最初のコメントを投稿しよう!