私の王子様

ぺんたん町へ

注文していたペンギンスーツも出来上がり、
ペンギンはペンギンスーツに装飾を施した。
頭に毛が三本。
一本一本にお気に入りのリボンやポンポン、珍しいビーズなどを付けた。

『これで遠くからでも目立ちましゅ！』

(ペンギンスーツだけで十分目立つような気がします。)

配達に使う馬車も、何となくシンデレラが乗るカボチャの馬車っぽい。
馬は白馬二頭立て。
馬車の扱いは子供の頃、勝手に乗って遊びに行ってて扱いは上手い。

店内の装飾も何かｷﾗｷﾗ。
配達はペンギンがするので受付のアルバイトを募集する事にした。

店の入り口に貼り紙を貼る。

┏━━━━━━━┓
┃　　急募！　　┃
┃受付アルバイト┃
┃制服あります。┃
┃食事支給。　　┃
┃女の子のみ。　┃
┃時給200zid　　┃
┃または50G!　　┃
┃*ｸｰﾙﾍﾟﾝｷﾞﾝ便　┃
┗━━━━━━━┛

数日後、貼り紙を見る一人の少女。

『お腹減った…(･ω･｀)』

♪ﾍﾟﾝﾍﾟﾛﾍﾟ～ﾝ←ドアを開けると鳴る。

『いらっしゃいませ！』

と、羽(？)をパタパタさせながらペンギンが出てきた。

『あ、表の貼り紙見たんですが、食事支給って全部ですか？』

と、その少女は問う。

『もちろんでしゅ！お客様に満面の笑みで対応していただくため、お腹が減って力が出ないよｱｿﾊﾟｿﾏｿ！では困るのでしゅ！』

『(*ﾟ∀ﾟ*)雇ってもらえますか？』

お腹の空いたその少女はペンギンに満面の笑みで聞いた。

『で、名前は何というの？』

画像(読者より🎁無料ｱﾊﾞﾀｰペンギン着ぐるみVer)