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『あ~❤このお茶美味しい~(*゚∀゚)』
ALBAROSAがうまい棒を食べながらお茶をすすり感動している。
『妾の為に栽培された茶葉に明け方に手摘みした薔薇の花びらを入れておる。肌にもよいのじゃ。飲み過ぎるとむくむから気をつけるのじゃぞ?』
『さすが華麟様~。うちと違うわ~(*´ω`)』
ALBAROSAはうっとりとしている。
『華麟様そろそろ就寝のお時間です。』
アラディアが申し出る。
『おぉいかん。睡眠時間はたっぷりとらぬと肌に響く。妾は先に失礼する。お主らも早く休むのじゃよ?疲れておろうからの。』
『かりんたま、ありがとう。おやぺみ。』
『おやすみなさいませ。』
各自が頭を下げると華麟は寝室へアラディアと行ってしまった。
『今日はあの串刺しトランプは無いんでしゅか?』
ペンギンは奏に聞いた。
『あぁアレね、夜中は美貌に影響あるから昼に変わったの。月に一回になったし。でも参加者増えたからすごく盛り上がるよ!』
『串刺しの意味がさっぱりわかりましぇん。』
ペンギンは参加したいようなしたくないような複雑な気持ちだった。
『さて我々も休むか。変な賊の相手をして疲れた。』
青薔薇が立ち上がった。
『お部屋へご案内します♪』
奏がサッと青薔薇の元へ。
カ『(あっ…)』
『ペンギン様とALBAROSA様とMINT様とカナディアン様は大きめの客室をご用意しておりますのでご一緒にどうぞ。こちらになります。』
別のメイドが案内する。
『みんなまとめて泊まれる部屋があるんでしゅか?しゅごい屋敷でしゅねー!』
ペンギンはびっくり。
『華麟様の為に旅芸人を招き入れて観劇したり、王都から装飾品の商人やドレス職人をお呼びするんです。なのでもっと大勢泊まる部屋はありますよ。ペンギン様は特別扱い厳守と命じられておりますので格の違うお部屋です。はい、こちらです。お荷物はそちらのクローゼットにございます。バスルームも備え付けておりますが、一階にお客様用大浴場もございます。お好みでご使用くださいませ。』
『きゃー素敵!(≧∇≦)お姫様みたい!』
ALBAROSAとMINTも興奮。
『すごいでしゅ…(゚д゚;)王族並でしゅね。』
『では、ご用がありましたらご遠慮なく廊下のベルを鳴らしてお呼びくださいませ。失礼致します。』
メイドは深く頭を下げ部屋を出た。
そうして、華麟の屋敷でのペンギンバケーションが始まるのでした。
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