硝煙の香り

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覗きこんだ先に、銃口があった。 間発入れずに引き金をひく音。 タタタンッ! 銃弾はCclassの青年を戦闘不能にし、同時に他の四人にAclassの襲撃を知らせる。 四人は青年を撃った者を警戒しつつ道を引き返し、その先のビルの路地裏へ素早く後退する。 しかしそこにAclassの二人が待ち構えていた。 路地へ入ってすぐを、待ち伏せしていたAclassの二人に蜂の巣にされる。 かろうじて銃弾の雨を免れた女の子が、それでも冷静に更にとなりのビルまで全力で走る。
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