硝煙の香り

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再度、弾丸を放つ。 寸分狂わずさっきと同じ場所に着弾し、初弾をさらにコンクリートに埋める結果になった。 「………。」 銃を握る彼、とても不服な表情で三発目を放つ。 ――ガンッ―― 初弾がさらに壁にめり込んだ。
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