プロローグ

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ある村に一人の男の子が生まれました。 貧しい家庭に生まれましたが、両親の愛情を一身に受け男の子はすくすくと大きくなっていきました。 そんなある日、両親は男の子に不思議な力があることに気付きました。 村の人々はその男の子の力を恐れ、彼を魔物の生まれ代わりだと言い、村から追い出そうとし始めたのです。 貧しかった一家は村を出ていき生活ができるお金なんてあるはずもなく、村人からの嫌がらせに耐えながら男の子を懸命に育てました。 男の子にとっては家族といれるだけでも十分幸せでした。 しかしそんな生活にも終わりがやってきました。
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