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いつも通りに授業があり、いつも通りに昼食を食べ、これまたいつも通りにリシルにおかずを食べられ、そして
午後の授業が始まる頃それは起こった。
「なぁ次の授業なんだっけ?」
「えっと‥‥‥魔法歴だね」
「あのジジイの授業かよ。めんどくせぇ」
「いい先生だと思うけどなぁ」
こんな他愛もない話をしていると、授業開始の時間になり教室へと先生が入ってきた。
でも入って来たのは魔法歴担当の先生ではなく、見知らぬ人物だった。
ボサボサの髪に無精髭と見るからにだらしなさそうな風貌。本人の表情もいかにも気だるそうだ。
この人‥‥‥‥誰なの?
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