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表通りから家までは200メートル程だ。その間にあいつは麗美を付けたということになる。
最近、麗美はストーカーまがいのことをされるようになっていた。1ヶ月ほど前から、不振な手紙や電話が家に来たり、後ろからつけられたりすることが日常茶飯事のような状態だった。
「麗美・・・もう大丈夫だよ。私が何とかする」
璃子は麗美をぎゅっと抱きしめた。犯人の名前も顔もわからない。しかし、麗美をどうにかして助ける方法を必ず見つけると心に決めた。
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