開局しました。

4/8
前へ
/10ページ
次へ
表通りから家までは200メートル程だ。その間にあいつは麗美を付けたということになる。 最近、麗美はストーカーまがいのことをされるようになっていた。1ヶ月ほど前から、不振な手紙や電話が家に来たり、後ろからつけられたりすることが日常茶飯事のような状態だった。 「麗美・・・もう大丈夫だよ。私が何とかする」 璃子は麗美をぎゅっと抱きしめた。犯人の名前も顔もわからない。しかし、麗美をどうにかして助ける方法を必ず見つけると心に決めた。
/10ページ

最初のコメントを投稿しよう!

15人が本棚に入れています
本棚に追加