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「大丈夫ですか!?」 駆け寄り、足元に散乱した紙を拾い集める。 「よろず・・・屋?」 璃子は拾い上げた一枚の紙に書かれた文字を読みあげた。 「ええ」 男は拾い集めた紙の束を抱いて立ち上がった。 「平成よろず屋『新撰組』」 立ち上がった男の身体の線は酷く細い。そしてどこか美しい。
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